洋画家 加藤俊雄

~放たれた一閃の光、流れる風と色彩~

作品と出会ったのは二十歳の頃、見たことのない画風に衝撃を受けた。
経験を重ねた今でもあの頃と変わらない。
流れるような水面に映し出された情景に天空から一閃の光が放たれた。
風が吹き始め、静かなとき、陽気な時間、寂しい瞬間が駆け抜けた。
没後5年経った今でも終焉のないノクターンが聴こえてくる。
そして作家 加藤俊雄は作品に存在する。


 

略  歴

1945年 昭和20年 新潟県生れ

1969年 昭和44年 東京藝術大学院修了

1971年 昭和46年 個展、グループ展多数 横浜画廊 飯田画廊  杏美画廊他

1988年 昭和63年 西ドイツにて個展3回

1989年 平成 1年 昭和会展出品

1990年 平成 2年 昭和会展出品

1993年 平成 5年 東京セントラル美術館 油絵大賞展 大賞受賞

1995年 平成 7年 第38回 安井賞展 入賞

1996年 平成 8年 第3回 小磯良平大賞展 入賞

1997年 平成 9年 (財)美術育成財団 雪梁舎 雪梁舎展洋画部門 大賞受賞

2004年 平成16年 ぎゃらりー・都留満喜 ギャラリー絵夢

2010年 平成22年 第62回立軌展に同人として参加

2014年 平成26年 11月逝去

2020年 令和2年 岩崎ミュージアム 作品展 横浜画廊主催


2024年 令和6年 没後10年 珠玉の加藤俊雄展